5万4千haの、300万枚の棚田。
どうしてあれが持続しているのか。それは自然と人が作り上げたシステムだからだ。
いっさい無駄がない。
想像しただけでワクワクする。
世界にはそんな空間がある。そんな「絶景」がなぜ存在しているのか、そこに目がいくようになってきたのは、ちょっとした進歩だろうか。
そして最後の言葉「都会の人がこの棚田にきたら美しい場所に見えるだろう。でも私たちにとっては違う。この棚田は生きるための場所なんだよ。」に心を動かされる。
ここに帰ってきて、前までの暮らしに戻り、忘れそうになる。
自分はそういう暮らしを常吉ではしていないけれど、そういう地域に近いところにいて、そこに住む人の声を聞いた。同じようなことを言われた。そして「豊かになりすぎなんです」と。将来への選択肢が多いのも、豊かさの賜物。
自分は都市住民である。豊かである。それは全くもって悪いことではない。
ただ、毎日の消費していく生活の中で、自分は何を生産しているだろうか。
社会に出たら、すこしづつ恩返しですな。
今まで消費してきたものに。